ホワイトニングの値段はどのくらい？各種料金・相場を徹底比較！

理想的な白い歯への変身は、いつもの歯磨きだけでは難しいですね。しかし、ホワイトニングを受けるとなると、どれほどの費用がかかるのか心配になる方も多いでしょう。そこで今回は、ホワイトニングの料金相場や自分に合った方法の選び方をご紹介いたします。ホワイトニングを検討している方は、ぜひ参考にしてくださいね。

ホワイトニングの料金

ホワイトニングには、大きく分けて以下の4つの種類があります。

・オフィスホワイトニング

・ホームホワイトニング

・デュアルホワイトニング

・セルフホワイトニング

それぞれ施術方法が異なるため、かかる費用も違ってきます。ここでは、各方法の料金相場をお知らせしますので、自分の予算に合うかチェックしてみてください。

オフィスホワイトニング：10,000円～70,000円

オフィスホワイトニングは、歯科医院で行われる全てのプロセスを含む施術です。専用の薬剤や機器を使い、効果が出やすいのが特徴です。料金は1回あたり10,000円から70,000円程度で、施術時間は30分から1時間です。効果の持続期間は3～6ヶ月ですが、定期的な処置が必要です。

ホームホワイトニング：25,000円～50,000円

ホームホワイトニングは、歯科医院で作成したマウスピースを使用し、自宅で行う方法です。マウスピースの装着時間は1日1～2時間程度で、効果を実感するまでには約2週間かかることがあります。料金相場は25,000円から50,000円で、効果は6ヶ月から1年程度持続します。

デュアルホワイトニング：50,000円～80,000円

デュアルホワイトニングは、オフィスホワイトニングとホームホワイトニングを併用する方法です。これにより、より高い効果が期待できますが、費用は50,000円から80,000円程度かかります。効果は1～2年持続します。

セルフホワイトニング：数百円～5,000円

セルフホワイトニングとは、自分自身で行えるホワイトニングの方法です。市販の歯磨き粉などを使って自宅でケアするか、サロンに行ってケアを受ける2つの選択肢があります。

自宅でのセルフホワイトニング

自宅で行うセルフホワイトニングは、市販のホワイトニング用の歯磨き粉や歯の消しゴム、歯のマニキュア、マウスウォッシュなどを使ってケアする方法です。費用は購入する製品によって異なり、数百円から数千円程度で済むことが一般的です。

持続期間は使用する製品によります。ホワイトニング用の歯磨き粉は即効性がないため、時間をかけて徐々に本来の白さに戻すことが期待できます。継続的なケアで後戻りを防ぐことが可能ですが、歯のマニキュアや消しゴムは数時間から1日程度で元に戻ることがあります。

サロンでのセルフホワイトニング

サロンでのセルフホワイトニングは、ホワイトニング溶液とLEDライトを使用して行います。施術は約30分程度で、LEDの光照射を2回行うのが一般的です。

サロンに行く際、施術は歯科医師や歯科衛生士ではなく、サロンスタッフが行います。サロンで提供される溶液や器具を使い、スタッフの指示を受けながら自分でケアする形になります。

なお、サロンでは歯科医院で使用される過酸化水素などの強力な漂白剤は取り扱っていないため、元の白さに戻すためのクリーニングとなります。サロンでのセルフホワイトニングの料金は、1回3,000円から5,000円程度です。持続期間はLED照射で2～3週間なので、定期的に施術が必要です。

ホワイトニングの値段が高い理由

みなさん、歯医者でホワイトニングの価格表を見て「うわっ、高っ！」と思った経験、ありますよね？それには一つとても簡単な理由があります。

保険が適用されないため

ホワイトニングは健康保険の適用外なんです。保健保険制度は、医学的な必要性が認められる診療、手術、薬の費用をカバーしていますが、審美目的の施療は含まれていません。だからホワイトニングは、医療費控除の対象にもなりません。

更に、歯科医院でのホワイトニングは専門医が行うものなので、その費用が高額になるのは当然のことといえます。費用を節約したい方は、比較的安価なセルフホワイトニングを試してみてはいかがでしょうか。

何か他に安くする方法はあるの？

オフィスホワイトニング、ホームホワイトニング、デュアルホワイトニングなどは保険適用外なので、少ない費用で済ませるのは難しいですね。更に、セラミックの被せ物やベニアも保険適用外です。

しかし、ご心配なく！歯のクリーニングなら、ホワイトニングしなくても歯を本来の白さに近づけることが可能です。タバコのヤニや食べ物による色素が原因なら、クリーニングだけで元の色に戻ることが可能です。

たとえば、保険が適用される場合、歯のクリーニングは3,000円～4,000円で受けることができます。ただし、美しさを追求する場合には自由診療になるのでご注意ください。虫歯や歯周病などの診断がつけば保険が適用され、費用が抑えられます。

また、市販のホワイトニング製品も試してみるのも一つの方法です。白い歯を目指す歯磨き粉や歯のコンクリートは比較的低価格で手に入ります。

ただし、これらは歯自体を白くするものではないので、効果に期待しすぎるのは控えましょう。気になる色付けやくすみなどを簡単に手に入れたい方は、肌に活用してみてください。市販のホワイトニング製品を使用する際には、研磨剤によりエナメル質が傷つかないように優しくブラッシングしましょう。

さらに、サロンでのセルフホワイトニングも比較的リーズナブルなのでおすすめです。市販のホワイトニング製品に満足できない方は、歯科医院のホワイトニングを試してみてはいかがでしょうか。ホワイトニング専門の歯科医院では、一般的な歯科医院よりもやや安い価格で提供されています。

ホワイトニングができないケース

1. 妊娠中や授乳中の人

過酸化水素を含むホワイトニング剤は母体に刺激を与える可能性があるため、妊娠中や授乳中の方は控えることが推奨されます。

2. 虫歯や歯周病がある人

虫歯や炎症を伴う歯肉があると、薬剤が染み込んでしみる可能性があるため、これらが治癒するまでホワイトニングは避けた方が良いです。

3. 歯の色がもともと黒い人

テトラサイクリンにより灰色または茶色に変色した歯は、象牙質の内部で色素沈着が起こっているため、白くするのが難しいですが、目立たなくすることは可能です。

4. 歯ぎしりをしてしまう人

エナメル質が削れている場合、知覚過敏が起こる危険があるため、まずは歯ぎしりを改善してからホワイトニングを考えた方が良いでしょう。

5. 神経がない歯

神経を失った歯は黒ずみやすく、ホワイトニングの効果が得にくいです。その場合は「ウォーキングブリーチ」が効果的かもしれません。

6. 義歯や被せもの、詰め物がある人

これらの補填物にはホワイトニング効果が及びませんので、ホワイトニング後に色が合わなくなることがあります。その場合は、再治療が必要ですが、費用は自由診療となります。

7. 無カタラーゼ症の人

過酸化水素を分解する酵素が不足しているため、ホワイトニングは避けるべきです。医師の判断に基づいて、事前の問診や試験で確認されますが、必要以上に心配することはありません。

これらの点を理解して、ホワイトニングを受ける際には自分の健康状態をしっかりと考慮しましょう！

ホワイトニング・よくある質問

Q. ホワイトニングをして痛みはないですか？

A. 基本的に痛みなし: ホワイトニングは多くの人にとって痛みを伴わない施術です。

知覚過敏の可能性: 知覚過敏のある方は一時的にしみることがあるかもしれませんが、心配いりません。

対処法あり: もししみる場合でも、適切な対処法がありますので、ご安心くださいね！

ホワイトニングに関して不安なことがあれば、いつでも歯医者さんに相談してくださいね！

Q. ホワイトニング後の白さは永遠？

A. ホワイトニングの効果は永続的ではなく、通常は半年から数年の間に元の色に戻っていきます。どれくらい持続するかは個人の生活習慣や飲食物によっても異なります。完全に元の色に戻る前に、数ヶ月に1回のタッチアップ（再ホワイトニング）をすると効果的です。これは、美容院での髪のメンテナンスに似ていますね！

Q. ホワイトニング後に食べてはいけないものはある？

A. 私たちが具体的に気をつけるべきものはどんなものかと言うと、そのリストは – 色の濃いもの、酸性のもの、そしてニコチンです。では、それぞれ詳しく見ていきましょう。

まず、色の濃い飲み物、食べ物です。これには例えばコーヒー、紅茶、赤ワイン、カレーといったものが含まれます。この手のアイテムは、新たにホワイトニングされた歯にあっという間に色を残してしまいます。素敵な白い歯を一瞬でビーチサンドのように変えてしまう可能性があるのです。

次に、酸性の飲み物と食べ物に注意する必要があります。これはレモン、柚子、炭酸飲料です。全体的なpHが低いこのような飲食物はエナメル質（歯の最上層）を弱め、色素が付くのを助けてしまいます。

また、残念ながら喫煙も避けるべきです。タバコのニコチンは明るい白色の歯を驚くほど早く黄色に変えてしまいます。

ホームホワイトニング中も同様の注意が必要ですので、気をつけてくださいね！