矯正中の歯磨きを支える3つのポイントと効き目を促すアイテム

矯正治療中の歯磨きは手間がかかり、時間を要しますが、矯正装置を取り外した後、虫歯や歯周病が残っていると元も子もありません。正しいブラッシング方法を学び、自分に合った道具を選んで、治療中も歯を清潔に保つことが大切です。矯正完了後の美しい歯並びを思い描きながら、今お伝えしたケア方法を継続しましょう。矯正後のケアも怠らずに、持続することが重要です!

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矯正中の歯磨きに関して

多くの矯正装置は一旦取り付けられると簡単には外せません。そのため、装置を装着した状態での歯磨きが必要になります。普通の歯磨きとは異なり、歯と矯正装置の間に汚れが溜まりやすいため、より丁寧なブラッシングが求められます。これにより、通常よりも時間がかかることが多いです。歯磨きが面倒に感じられるかもしれませんが、口内の健康を守るためには、基本的に1日に最低3回は行うべきです。食後のブラッシングを心がけるのも良いでしょう。

矯正中に歯磨きを怠ると、装置と歯の間に汚れが溜まり、虫歯や歯周病、口臭などのトラブルを引き起こす原因となります。場合によっては、治療中に虫歯に悩まされたり、治療後に歯にダメージが残ったりすることも。適切な道具を使い、矯正装置と歯の間の汚れをしっかりと落とすためには、40分程度の時間が必要です。朝の忙しい時間にこれを行うのは難しいかもしれませんので、夜に時間をかけて丁寧に磨くことをお勧めします。

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矯正治療中の歯磨き3つのポイント

ブラケットの周りの磨き方

矯正装置「ブラケット」上下のくぼみには食べカスがたまりがちです。歯に対し歯ブラシを斜め45度であてることを意識して、ブラケット上下の汚れをしっかり落としましょう。決して歯全体を一度に磨こうとせず、上下を分けて丁寧に磨いてください。

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歯と歯の間の磨き方

歯と歯の間は、歯ブラシを縦にあてて磨きましょう。ブラケットを超えて歯にブラシを到達させるためには、歯ブラシの先端を上手に使う必要があります。

また、歯ブラシでは除去しきれない歯と歯の間を除去するためには、歯間ブラシやデンタルフロスといった道具や、ヘッドの小さなワンタフトブラシとあわせて用いるといいでしょう。

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歯と歯茎の間の磨き方

歯と歯茎の間の汚れは、歯ブラシをななめ45度に押し当てて、ブラシを小刻みに振動させて落とします。ブラシ部分が歯と歯茎の間にしっかり密着するように意識しましょう。また、一本一本の歯にじっくりと時間をかけて磨くよう心がけてください。

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矯正治療中の歯ブラシを選ぶポイント

普通の歯ブラシは磨き残す可能性が高くなる

矯正治療中に歯を磨く際、通常の歯ブラシではどうしても磨ける範囲に限界があります。面をまんべんなく磨くことを想定している通常の歯ブラシでは、ブラケットと歯の間に毛先をくまなくあてることは難しいのです。

こうした問題は心がけやブラッシング方法で解決できるものではありません。矯正治療中、歯の汚れをしっかり落とすためには、磨く部位に合わせて歯ブラシを選びましょう。

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歯の表側に矯正装置をつけた場合

矯正装置を歯の表に装着している場合、通常の歯ブラシでは十分に汚れを落としきれません。矯正装置と歯の間に入り込み汚れを落とすことができる、毛先の細い矯正用歯ブラシを用いるといいでしょう。

矯正用歯ブラシには毛束が山形のタイプと谷型のタイプがあります。矯正装置に負担をかけたくないときは谷型タイプの中央部を矯正装置に当てながら磨く、複雑な矯正装置など細かいところを磨くのであれば山形タイプを使う、といったように使い分けるといいでしょう。

また、ブラケットを装着している都合上、どうしても歯ブラシを当てにくい部分もあります。ヘッドが小さいワンタフトブラシを使用するといいでしょう。ワンタフトブラシは複雑なブラケットや、歯と歯の間など、オールマイティに対応できる歯ブラシです。

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歯の裏側に矯正装置をつけた場合

治療によっては矯正装置を歯の裏側から装着することがあります。そうした場合、やはり通常の歯ブラシでは歯の裏側にある汚れを落とし切ることは困難です。その点、ヘッドがコンパクトなワンタフトブラシやミニポイントブラシは、一本一本の歯を裏側から磨くのに適しているので、裏側矯正治療を行っている場合はぜひ活用してください。

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