八重歯は可愛い?八重歯の悪影響を知っておこう

日本において「かわいい」とされる八重歯ですが、健康上のリスクも無視できません。10代から20代の若者の間で特に人気がありますが、年齢を重ねるにつれて、その魅力がコンプレックスに変わることも。将来的に矯正を考えているなら、早期の対応が虫歯や歯周病のリスクを減らし、健康な歯を保つ秘訣です。矯正治療ならば、歯を削ることなく、八重歯や噛み合わせの問題を改善できる場合が多いです。

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では、なぜ八重歯は「かわいい」とされるのでしょうか?日本では昔から、笑顔の際に見える尖った八重歯をチャームポイントとする文化があります。近年では、芸能人の八重歯を模倣し、「付け八重歯」のようなオプションも登場しています。しかし、八重歯は本来、不正咬合の一形態で、日本人特有の小さな顎や遺伝的要因により、歯が適切に並ばないことが原因で起こります。特に犬歯は生えるのが遅く、八重歯になりやすい傾向があります。

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八重歯が健康に与える悪影響

虫歯や歯周病になりやすい

八重歯周辺は歯が重なっているので、歯ブラシが隅々まで届きづらく、磨き残しが生まれます。磨き残しは、虫歯や歯周病のリスクになります。

しかも、歯が入り組んで虫歯を見つけづらいので、気づいたときには進行してしまっているケースもあります。

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とがった歯があたると口内炎になる

犬歯は八重歯になりやすく、とがった箇所でお口の中を傷つけてしまうことがあります。傷口から細菌が入ると、口内炎になることもあります。

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知覚過敏になりやすい

犬歯というのは食べ物を咀嚼するときに大事な役目を果たしています。

これを、「犬歯誘導咬合」といいます。犬歯誘導咬合によって、顎を横にずらしていったときに、過剰な負担が歯にかからないようになっています。つまり、犬歯が咀嚼のときに、力を受けとめる機能を果たしてくれているのです。

犬歯がずれて生えていると、その役割がしっかり果たせなくなり、ほかの歯を保護できません。特に奥歯は真上からの力には強いのですが、横からの力には弱いという特徴があります。咀嚼するときに犬歯が機能しなければ、奥歯に負担がかかり、割れたり知覚過敏を引き起こすことが考えられます。

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口臭の原因となる

八重歯があることが原因で口が閉じづらいと、口腔内が乾燥しやすくなります。唾液の分泌が少なくなり、細菌が増えることで口臭の原因となってしまいます。

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犬歯の矯正をおすすめしたい人

八重歯があると他の歯に過剰な負担をかけ、歯の寿命を縮める可能性があります。矯正治療によって犬歯を適切な位置に導くことで、全体の歯にかかる負担を減らし、歯の健康を長く維持することが可能です。八重歯の矯正は、その歯自体の健康を保つ効果も期待できます。

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